PMSの眠気、だるさをスッキリ解消!オススメのアロマ5選

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生理前になると、寝ても寝ても寝足りない。
何だかボーッとする…仕事に集中できないなど、女性なら誰もが一度は経験をした事があるのではないでしょうか?
ボーッとしてしまったり、強い眠気に襲われると、何をしても集中できず、やる気も起きなくなってしまいますよね。
そんな時に手軽に眠気を覚まし、気持ちをリフレッシュさせてくれるアロマをご紹介します。

目次

PMSの眠気やだるさのそもそもの原因は?

生理前になると女性ホルモンのバランスが大きく変わります。
排卵後〜生理が来るまでの2週間を「高温期」と言い、この期間で女性ホルモンである「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌が増加する影響で、体温が普段より高くなります。
※プロゲステロン=妊娠するために欠かせないホルモン

人間の体は体温が下がると眠くなるような仕組みになっており、日中の体温と眠りにつく体温の変化が大きければ大きいほどぐっすり眠れるようになっています。
ですが、高温期の場合は夜になっても普段より体温が高いため、なかなか寝付けない、日中の眠気が強い、何度も目が覚めてしまう、など睡眠へ支障をきたしてしまう事があります。

睡眠の質が下がると気分が優れなかったり、疲れが取れないだけでなく、肌荒れニキビができてしまうなど、肌への影響も出やすいため、女性としては改善したいところですよね。

PMSの眠気やだるさになぜ「アロマ」が良いのか

人間には視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚という、五感がありますが、この中で本能的で原始的な感覚と言われ、唯一脳へダイレクトに届く感覚器が嗅覚です。
そのため、においを嗅いだ時に、直感的に「好きな香り」「苦手な香り」と感じたり、「あの人の香水の香りだ」と瞬時に記憶が思い起こされるのは、においの情報が脳へ伝わる速さが関係しています。

そして香りの情報は、脳の自律神経系・ホルモン系・免疫系に影響を与えるので、不調を感じる心身のバランスを整えることができます。

中でも精油(エッセンシャルオイル)は植物の花、葉、果皮、心材、根、種子、樹脂、樹皮などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質のため、身体へ大きく働きかけることが期待できます。
ぜひ香りを味方にして、自分自身で身体を心地よく、快適にしてあげましょう。

PMSの眠気やだるさを解消する5つのアロマ

ペパーミント

フレッシュで爽やかな清涼感あふれる香り。
嗅覚を刺激して脳を活性化し、頭がクリアになることで元気と活気を与えてくれます。

主な作用
  • リフレッシュ
  • 集中力アップ
  • 抑うつ作用
  • 消化促進作用
  • 消臭
  • 抗菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 虫よけ作用

また、ペパーミントには抗炎症作用、鼻水や鼻づまりなど花粉症や風邪による鼻炎の緩和にも役立ちます。

レモン

気持ちを明るくしてくれるような爽やかで瑞々しい香り。
不安や緊張、イライラするなど、気持ちが不安定な時にも気分の改善が期待できる香りです。

主な作用
  • リフレッシュ
  • 集中力アップ
  • 抗菌作用
  • 殺菌作用
  • 鎮静作用
  • 血行促進
  • 抗ウイルス作用
  • 抗感染作用

また、レモンには交感神経を刺激して脳のスイッチをオンにし、記憶力を高める作用もあるため、近年では認知症予防としても注目されています。

ローズマリー

やや甘さのあるフレッシュで透明感のあるハーブの香り。
精神的疲労の回復、気持ちが塞ぎ込んでしまう時に高揚させてくれます。

主な作用
  • リフレッシュ
  • 集中力アップ
  • 抗うつ作用
  • 抗ウイルス作用
  • 抗菌作用
  • 消化促進
  • 去痰作用
  • 血行促進
  • めまい
  • 頭痛

他にも、ローズマリーは抗菌作用もあるため、風邪やインフルエンザなどのウイルス対策になり、喉や気管支炎など呼吸器の不調にもオススメです。また、ローズマリーもレモン同様、認知症予防としても注目されている香りです。

グレープフルーツ

グループフルーツ

適度な苦味を含み甘酸っぱく爽やかな香り。
不安や緊張を和らげ、気分を明るくし心を軽やかにしてくれます。

主な作用
  • リフレッシュ
  • 抗うつ作用
  • 鎮静作用
  • 鎮痛作用
  • 殺菌作用
  • 消臭
  • 消化促進
  • 食欲抑制

血行促進作用で、血行不良による、冷え、肩や腰のコリにも効果が期待でき、余分な水分や老廃物を排出するため、PMSでむくみやすい方にもオススメ。
また脂肪燃焼効果もあるため、ダイエットにもぴったりな精油(エッセンシャルオイル)です。

ユーカリグロブルス

ユーカリ

鼻がスーッと通るような、清涼感のあるシャープな香り。
頭がスッキリ冴えるため、煮詰まってしまった時に、意欲的な気落ちへと導いてくれます。

主な作用
  • リフレッシュ
  • 集中力アップ
  • 抗菌作用
  • 殺菌作用
  • 抗ウイルス作用
  • 抗炎症作用
  • 利尿作用
  • 鎮痛作用

また、ユーカリは呼吸器系に働きかけるので、呼吸が楽になり瞑想時に使用されている方も多い香りです。
他にも、花粉症や風邪などで、特に鼻が詰まったり痰が絡まるなど、鼻や喉の不快な症状にも役立ってくれます。

簡単にできる香りの楽しみ方

いざアロマを取り入れようと思っていても、時間や手間がかかったりしてしまうと試すのも億劫になってしまいますよね。
今回は、アロマ初心者さんや、誰でも簡単に取り入れやすい、香りを楽しむ方法をお伝えします。

ティッシュやコットン、ハンカチ

好みの精油を1〜2滴垂らします。
デスクの上、枕元に置くことで、自分だけの空間で香りを楽しむ事ができます。

マグカップ

半分ほど熱湯を張り、1〜2滴の精油を入れます。蒸気を利用することで素早く香りを拡散させる事ができます。
マグカップの他にも、ボウルや洗面器でもOKです。

アロマストーン

アロマ専門店や雑貨屋さん、無印良品などで取り扱いのあるアロマストーン。
精油の量で香りの強さが変わるので、最初は少量(1〜2滴)から試し、薄く感じる場合は
徐々に増やして自分の好みの量に調整して香りを楽しめます。
アロマストーンは1,000円以内で購入できる物も多いので、手軽に試しやすいところもメリットです。

アロマディフューザー

ミストが出るタイプの芳香器で、部屋全体に香りを広げて継続的に香りを楽しみたい方にはオススメです。
精油の目安は1〜5滴ですが、部屋の広さ、精油の種類による香りの強さなどを目安に調節しましょう。

芳香浴法をする上での注意点

  • 子供やペットがいる場合は置き場所には配慮しましょう。
  • 平らな安定した場所に置きましょう。
  • 部屋の換気をしながら行いましょう。

精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルの違い

「アロマ」として使われるオイルには2種類あります。
それは、精油(エッセンシャルオイル)アロマオイルです。

精油(エッセンシャルオイル)

植物に含まれるわずかな量の芳香成分を抽出した100%天然素材のオイル

アロマオイル

植物の香りに似せた合成香料、アルコールなど、他の原材料が加えられたオイル

購入の際には気をつけるポイントとして、精油(エッセンシャルオイル)アロマオイルのどちらなのか確認してください。
特に、アロマオイルと表記されているものの中には、上記のように合成香料を含むものがあります。
100%天然素材精油と違い、アロマオイルは天然成分ではないため、精油(エッセンシャルオイル)の香りを真似して作られていても、同じような効果が得られず、精油本来の作用は期待できなくなってしまいますので、きちんと天然精油であるか確認しましょう。

さいごに

生理前になると、眠気やだるさから気持ちも塞ぎ込みやすくなりますよね。
精油(エッセンシャルオイル)はそんな時にも、優しく心身ともに働きかけてくれるので、ぜひ活用してみてください。
また、香りの好みは人それぞれ違うので、その時の体調や気分で色々楽しんでみてくださいね。
眠気やだるさなどのPMSの症状が少しでも和らぎ、皆様の大切な時間が快適に過ごせますように。

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著者・監修者プロフィール

lifestyle ヨガインストラクター / 魅力開花アドバイザー / パーソナルカラー診断 / アロマ検定1級 / カラーコーディネーター / アパレル販売員を11年経験後、自身の体調不良やコンプレックスから美容と健康に興味を持ち、現在は悩める女性への情報を発信中。iHerbと愛犬が大好き。

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